紀伊半島ツーリング(2017/11/18-19)

和歌山の紀南(紀伊半島)へツーリング

大阪から南下し反時計回りに紀伊半島を回ります

和歌山南部(紀南)とはだいたいこんな感じ。

今回は手つかずだった紀伊半島のほうへ向かいます!車に乗っていた頃は最南端でも南紀白浜温泉(アドベンチャーワールド)止まりでしたが今回は海岸沿いの道の駅をぐるっと辿り、地図でもうネタバレしていますが最高な道の駅と出会いました。

んんん雨の日の出発

雨の日のツーリングが10月から多発していたので、実は雨の日対策はバッチリと完了安心して出発。(いずれ書こうかと)

以前にスタンプを忘れたくしがきの里に寄ってから和歌山の白浜方面に向かいます。

和歌山の道の駅はだいたい「うめぼし」が本体になっていて、お土産コーナーには、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、みかん、みかん、みかん。柿!梨!となってます。

道の駅 白崎海洋公園

凄く綺麗な岬の場所にあります。日本のエーゲ海!と言われるような所でありますが、クッ・・雨であまり良い写真がとれません、良い天気の日に来てみたいものです。

キャンプも出来たりとレジャースポットかな?人気あるようです。レジャー値段で少々お高めの感じですが手軽にゆるキャンならいけそうですね。

ごめん ゆるキャン 言いたかっただけ。

友達が一杯いるアウトドアな方にはいいかもしれません、ここでソロキャンだと少しつまはじき感がでちゃうかも。

道の駅 くちくまの

どんどん南下し、少々おなかも空いたので、次の道の駅で食事と思いましたが、ここ・・無料高速道路の北側へ抜ける道側にしか入り口が無いために凄く大回りする事に。

その時は有料高速と勘違いして、もったいないと下道を延々と戻り・・こんな所から行けるんだろうかって不安ながらようやく到着。

基本的にグーグルナビは結構アバウトというか距離に厳密なので、道の駅をセットしても、道の駅の道路側はだいたい駐車場なのでスルーされ「一本裏側の道からのほうが建物が近い」と勘違いし、ワケの分からないナビするので注意。

道の駅 イノブータンランド・すさみ

くちくまのから南紀白浜アドベン半島を右手に過ぎ、道の駅 志原海岸まで来ると、ようやく太平洋側を走ってますよ!な雰囲気が出ます、気持ちよく流し続けてイノブータンに到着。

名前のインパクトに負けて入ってしまうような道の駅ですが、ここはそれほど力の入っていないのか、何もない。イノブタは猪と豚のあいのこが発祥です。豚より脂肪が少なくコクのある味という。

まぁ、それよりもですね、私の名字が井上ですのでイノブタと虐められた過去しか思い出しません。全国のぽっちゃり系井上さんはだいたい過去も未来も現在もイノブーと呼ばれ続けるのです。

ここはイノブーが集まる心がすさみきった王国。遅ればせながら私も足を踏み入れてみました。

42号線(熊野街道)

42号線なんですが熊野街道とも呼ばれてます、いい道で走っていて快適でした。海ばっかりという事もなく山岳を通ったりするのでコーナーも楽しめます!。42号線をよく見ると、これあれだ、鳥羽からフェリーのって伊良湖を通り浜松までウナギ食いに行けって事かもしれませんね。

何故か一番有名であろう最南端「串本」をスルー

南下を続けるワケですが、道の駅のルート上・・串本の最南端にある島をスルーする事になりました(またもう一回来ますよ!)。と言うことで「和深駅」から49号線に入り山を北上します!目指すは道の駅一枚岩!

49号線は対面一本道ですが紅葉も多々残っておりとっても気持ちいい道でした。(どこも気持ちいいな言ってる)

こういった雰囲気は大好物です
岩場を流れる川って
どうしてこんなに魅力的なのだろう

道の駅 一枚岩

49号から311号に入ると道は大きくなり、ついついアクセルも回してしまいます!気持ちいい道です(ここもか)。そんな道沿いに一枚岩の道の駅はあります。

うおお綺麗だあああ。
んんん最高です!
コレ1つが岩って強すぎ!

一枚岩の道の駅は雰囲気よくて、ゆっくりコーヒーのんで休憩したい所ではありますが、雨だし「くちくまの」で時間を取ってしまった為、先を急がねばいけません・・悔やまれます!

道の駅 瀧之拝太郎

次の道の駅は滝ノ拝太郎、到着時には閉まってしまっておりましたが、すぐ近くに見どころがあります。なんじゃいこの川!!!!延々岩だけの所を川が流れてるやないか!!最高だ!!

こちらは瀧の拝(たきのはい)といって、長い年月かけて流れる小石が岩を削って出来たようです、、

海でも波打ち際の岩を石がけずって壺ホール状になるみたいですが、川だとこうなるんですね。

滝之拝太郎伝説

滝の拝 - Wikipedia

昔、滝の拝の近くに、太郎という侍が居り、人々の目を楽しませるために滝の周辺の岩床に刀で穴を掘り続けていた。ある日、千個目の穴まであと1つというところで刀を滝壺に落としてしまう。太郎は刀を拾うために滝壺に潜ったきり戻ってこないため、家人や近所の人々は滝の主に食われたのだろうと七日の法事をしていたが、その時に太郎がひょっこり帰って来たため驚いた。太郎の話では滝壺の底に立派な宮殿があり、そこに住む滝の主だというお姫様が大勢の侍女とともに太郎を大歓待してくれたとのこと。太郎は夢中になって遊んでいたが、ふと家のことが気になり戻ってきたが、落とした刀と一緒に丸い大きな石を土産にもらって帰ってきたのだという。太郎が戻ってからは、それまで滝壺で雷のようにゴロゴロと鳴っていた音がピタリと止んだという。なお、そのとき持って帰ったとされる石が近くにある金比羅神社の境内に置かれている。

おっとこれはいけませんね。誠にけしからいけません。滝壺潜ってはいけませんよ!

道の駅 虫喰岩

先生!グロいです!ところが虫喰岩は天然記念物であります、この古座川周辺は凄い所なんじゃないのかなぁと思います。

ちらっと調べるとこの辺りは1500万年前の地層が剥き出しになってるっぽいですね。そいえば先ほどの一枚岩も天然記念物です。

道の駅 くしもと橋杭岩

こちらも天然記念物です、というかここまで続くと、日本津々浦々景観のいい所は全て天然記念物なんじゃないか!!と「だいなし」な結論を出しつつも「道の駅とセット」になっている所をググィと推したい。

橋杭岩は夕日がちょうど岩を照らし黄金のように輝いていて綺麗でした。タイミング良かったですね!

あれだ
紀南は岩好きにたまらん所なんや

ついに黄昏

振り返ると綺麗な空に夕焼け、串本町や紀伊大島の向こうに沈んでいこうとしています。

道の駅 たいじ

シーシェパードは居ませんでしたが、こちらが鯨で有名な所です! 私も昔はくじらよく食べていて、関西のおでんにはコロと言って鯨の皮を揚げたものを煮込んだやつがよくあるんですがめちゃ美味しいんですよね。

最近は鯨というと、お刺身とか炙り寿司とかのほうがメジャーなのかも、昔はおでんにすき焼き(ハリハリ鍋)。今も関西でハリハリ鍋は食べられるので、和歌山や関西に来る機会あれば是非食べてみて欲しいですね~。

きよもん湯

雨で体が冷えていましたので民宿よりもこちらで体をあっためようとおもいました。浴槽は一つしか無く内湯で混んでいましたが、この辺で珍しい源泉掛け流しです。

少し硫黄の匂いもあり温泉って感じの湯!冷えた手足にお湯が本当に気持ちいい!ああ幸せ。もうちょっとゆっくりしたいのですが、刻々と訪れるチェックインの時間。。んんん、私のツーリングは常に時間に追われてます。

那智勝浦の街

那智勝浦といえばナッチグロに那智の滝を思い出します。ナッチグロといえば今じゃCM放送は出来ないかな?w 黒人とおばあちゃんがイェイイェイと踊りまくるやつです。

今回はその那智勝浦の民宿「お宿 はな」で泊まります。チェックインすると丁寧で感じの良い綺麗な若女将さんでした。いつもは宿で食事をとるのですが素泊まりでどうもすみません。夕食をこの辺りのお店でとろうかと前々から計画していたんです。

ん、狙いはマグロです!

駅前を散策してみると静かで雰囲気よく最高です。しかし、んん?なんか記憶にある・・テレビでかな? と思いましたが、いや本当に実感として記憶あるなー、小さい頃にじいちゃんばあちゃんに連れて来て貰った事があるかもしれない、しかも夜のこのまんまの風景。

那智の滝で行ったのかな・・いやぁでも滝は記憶にないなぁ。そういう事を思い出し考えながらボーッと散策。

桂城(かつらぎ)

この辺りどんなお店があるかなと、歩きながら良さそうな所を覗きまわります。後は食べログ見たりして此方に決めて突入します!

メニューいっぱいありましたが、マグロろ色々とたくさん食べてみたかったのでお任せコースにしてみました。

このまぐろのはらわた(胃袋)の酢味噌和えがめちゃくちゃ美味しかった事をご報告します。これ冷凍マグロではない新鮮なあげたてでしか提供出来ないようで、勝浦漁港であがったものをそのままお出ししてくれているようです。

突如行われたマグロの解体ショー

お酒飲んで気持ちよく美味しくマグロを頂いていたら、店先のほうでドタバタ。何かな?と思ったら急に解体がはじまりました!

どうやら話を聞いていると、提供するマグロが無くなる度に次のマグロを解体するようです!。私がさっき食べたのはビンチョウマグロで、底をついたため、次のキハダマグロを解体するようです。

板前さん「この骨にそった美味しい部分を食べたい人は挙手!」

はい!はい!

はーーーい!

板前
「お寿司自分で握れ~!」

ワイ
「たーのしー!」

わーい 食べよう

あっ、醤油ドバーー!

お前はいつもそうだ

でもほんと、来て良かった!
楽しい!美味しいでーす!

桂城 (紀伊勝浦/郷土料理)
★★★☆☆3.49■予算(夜):¥3,000~¥3,999

夏頃にあがるマグロは「本マグロ」になるようでリピートしたさがマックスです。
桂城オススメしたいですねー。

帰り道のお店

昔ながらのお店がありました、ちょっと覗いてみるとおじいちゃんが覗いていました。

お前がお店を覗くとき、またおじいちゃんもお前を覗いているのだ。

このお店のお爺さんがめっちゃいい人でオススメ品をじわりとオススメしてくるんだよ!めっちゃ良い感じにおすすめしてくるんだよ!!!負けました!那智飴を買う!(この辺りでしか売ってない那智飴のようです)。優しそうなおじいちゃんから買った飴はすごい優しい味がしました。

「お宿はな」に戻ってからは、途中の道の駅でかったミカンを食べながらスマホポチポチ。良い気分に浸りながらいつの間にか寝ちゃっていました。幸せの瞬間です。

翌日

本来ならこのまま西へと伊勢志摩方面へと進むのですが。実はイノブータンへ戻ることになります。ええ、スタンプ忘れたのです。

お前はいつもそうだ!!

朝、お宿はなの女将さんがちょうど宿のほうへ行かれる時とばったり会いまして、宿のお礼を言えたので幸いです(チェックイン精算)

また勝浦に来る時は「お宿はな」さんにお世話になりそうです。

イノブータン戻りダイジェスト

ようやくイノブータンランドまで戻りスタンプをゲット・・長かった。。イノブーとか思ってたからバチが当たったんだな。後、くしもと橋杭岩はやはり夕方のほうが綺麗でした。早朝で逆光なので凄く神々しく目もさめて清々しいのですが写真に向いていないかも。

だがこの早朝の42号線(熊野街道)時計回りは最高でした、朝日が後ろからなので眩しくなく道路も空も海もメッチャ綺麗。

道の駅の順序を変えた

「お宿はな」から「イノブータン」まで戻るのに約一時間半でした、また戻るとなると3時間・・流石に同じ道をなんども行き来するのはアレですのでルートを変えてみます。んー、結局お前どんだけ紀南楽しむねん!みたいなルートに。

だが、この白浜から北東に進む311号が気持ちよく、熊野古道も併走しており、雰囲気も抜群でした。

熊野古道

この311沿いには使われなくなった熊野古道街道が沢山あり雰囲気が抜群なのである。道路には苔がビッシリあったりと最高です。 車もまったく来ないので写真撮り放題!

道の駅 ほんぐう

こちらは熊野本宮から北の側道にある道の駅、正式にはこの辺りは新宮川ですが熊野川本流に流れていきます。この辺りは気持ちいいくらいに平地があり景色もいいです。天気も最高によくて川の流れを見ながらボーッと出来ました。ボーッとしすぎたかもしれません(フラグ)。

めっちゃ綺麗な七里小浜

熊野本宮からまた南下し、42号線(熊野街道)まで戻ります、海沿いを北東に走ると七里小浜があります。この辺りでちょうど駐車スペースがあり、本当に気持ちの良い風景と写真を撮れると思います!水平線!綺麗な海!

ここです!

Google Maps
Findlocalbusinesses,viewmapsandgetdrivingdirectionsinGoogleMaps.

道の駅 花の窟

更に北東へ進むと花の窟(いわや)があります、有名なスポットと併設されている道の駅!買い物だけ道の駅パーク七里御浜よりも断然にオススメです。

以下引用

神々が眠る日本最古の地・花の窟
花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、古来からの聖地として今に続く信仰はあつく、全国から多くの参拝者がお越しになります。花の窟では年2回、例大祭を行います。神々に舞を奉納し、日本一長いともいわれております約170メートルの大綱を岩窟上45メートル程の高さの御神体から境内南隅の松の御神木にわたします。この「御綱掛け神事」は、太古の昔から行われており「三重県無形文化指定」されています。

太古からある御綱掛け神事

花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 >> お綱茶屋(おつなちゃや)

この後は二つほど道の駅巡り、高速でおうちまで帰宅です!

紀伊半島ツーリングは凄く楽しかった

メチャ楽しかったんだけど、ここを二日で楽しむとか不可能に近かったですね。一週間は必要かも知れません。というのも紀伊半島デカすぎーーー、それに行くとこ見るところ沢山あるし、道は良いし雰囲気もいいしオススメです。

回れていないところが本当に多いので、熊野古道 中辺路辺りの民宿や、湯の峰温泉、川湯温泉あたりで宿をとり、歩いて熊野古道というのも魅力がありますね。あー暖かくなったらまた行こう!

当時のツイート

https://twitter.com/search?l=&q=from%3Aamatelu%20since%3A2017-11-18%20until%3A2017-11-20&src=typd

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