忘れ去れた島根
比較的知名度が低いと自虐する島根へツーリング
バイクで走った所は鳥取が最西端でしたが、今回は更に西へ進み島根まで行ってみます。島根はどんな所かな~と探して見ると、だいたいは知名度が低いとか自虐ネタが満載ですが、地図を見ると結構面白そうな所が満載されていました。
無知の時点であげると出雲大社、島根ワイナリーの二つ。それじゃイカンと調べていくとゲゲゲの鬼太郎、玉造温泉(イクシオンサーガ)、足立美術館(気になる)があります。
玉造温泉には泊まりたい所ですが、ここ高くない?、価格帯が明らかに有馬温泉くらいするのでスルー。なぜなら最近はスタンプラリーが遠方になりガス代に高速代がウナギ。
(ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるロードは鳥取サイドでした!)
そうこうしているうちに当日
もう季節は12月の冬である。正直寒い。島根に行こうと計画してから一週間、天気予報を見ると雪が怪しい。毎日ライブカメラをチェックしながら行けるかどうか戦っていた。
市街地平地は特に問題なさそうだったので宿もキャンセルせずに出発です。山間部の道の駅へいく道路が雪積もってたら「パス」すればいいのだ。
大阪から島根に行くには色々とルートはあります
赤色のルートが一番の近道なのですが、今回は緑のルート、一般道多めで進みます。高速代の節約もありますが、あの暑い熱い灼熱の思い出の「道の駅 神鍋高原」でスタンプを忘れたからです。結局、高速代うんぬんよりも、神鍋高原を通るルートにせざるを得なかった。
神鍋に行く間にすでに雪が積もっている
ところが丹波篠山ですでに雪チラホラ
えっこれ島根どころか
神鍋高原すら危うくね?
道の駅 神鍋高原(兵庫)
なんとか神鍋高原に到着しました
真っ白であります。
夏に来た時は400m上がっただけじゃ暑すぎる、こんな所雪降るのか!なにが高原じゃい!!とか言ってゴメンナサイ。
みなさあああん!
神鍋高原へスキーに!
雪一杯だよ!
神鍋高原万歳!!
(贖罪)
関西圏に近い主要道路の機能
神鍋高原辺りの道路は
ハイテクに包まれておりました
凍結しないように
散水されておるのです
コレのお陰で日本海側には楽に出る事が出来ましたが、気をつけて欲しい、左側から海でヒロインがキャッキャウフフするかの如くスンゴイ勢いで水が射出され、ヘルメット直撃する程の高圧で左半身は服も靴もずぶ濡れ。
対向車線にまで飛んでる所もありますので全身防水装備必須です。
日本海側の魚見台 (鳥取)
日本海側平地に入ると雪はなく、ちらちら小雨が降る程度。これなら島根まで大丈夫ですね。鳥取に入り北部にチョコンと飛び出している所の岬に景観のよい所がありました。
ちょうどこの瞬間は雲がひらけて青い空が現れました。んー綺麗です。波は少々強めでしょうか、その辺も含めていい景色でした。
調べたらここから見るとピンホール効果でクッキリみえるっぽいですが!ここから昔の人は出ている船にイワシの大群の場所を教えたそうです。
東郷湖(鳥取)
ちょっとひらけた雰囲気のよい所だったので。「道の駅 燕趙園」もそうですが、中国チックな建物が多かったです。東郷湖の北部には「道の駅 はわい」という所がありそちらで食事。
ヒラメ丼定食うめえ
道の駅 北条公園(鳥取)
このあたりは日本海の海岸線沿いに立派な風車がズラーッと並んでいて圧巻でした。折れて道路に飛んでこないか!とかそういう不安との戦いです。これがいわゆる「かもしれない運転」です(嘘)。
遂に島根入り 道の駅 あらエッサ(島根)
島根に入って最初の道の駅です、さてどんな所だろうと見回すとドジョウさんの歓迎でした。1発目がこれでいいのか!と思いましたが島根はドジョウ掬いの安来節(やすぎぶし)で有名な所でした。無知でスミマセン。動画でみると一文銭 鼻あてに豆絞りを被りと見たことありますね、島根伝統だったのです。有名なだけに道の駅の食堂もどじょうづくし・・ああぁ、はわいじゃなくてココで昼食にすれば良かったな!!
宍道湖(しんじこ)道の駅 秋鹿なぎさ公園(島根)
島根松江にある大きい湖です。海なのか湖なのか全く分からなかったですが、湖岸には草花が生えているので海水では無さそうです。調べると汽水湖ということで、海の1/10の塩分があるみたい。
ここではシジミが超とれるようですね!シジミエキスは肝臓にいいみたいなので、日本全国のライダーは年齢層が比較的比較的比較的に高いので、今後積極的に食べていかないといけません。
島根の出っ張ってる部分最西端へ!
住所的には出雲市になります。出雲大社の北部にあたりますが、ここの海岸線沿いをぐるっと回ります。
夕暮れになるとこういった雲模様が大好きです。なんとなくですが神の存在みたいなのを感じませんか。西に進んで山間部を通り過ぎると小さく可愛らしい漁港町、鷺浦(さぎうら)が現れます。ここは町並みの雰囲気がよかったんですよね。後で調べると、この雰囲気を気に入る人も多くて、最近は古民家で泊まれたりするようです。
宿の方へ向かう
出雲大社は寄らず | 本日の優勝者 |
「道の駅 大社ご縁広場」をまわって、本日最西端「道の駅 キララ多伎」まで進み反転します。どうやらキララ多伎はかなり良い道の駅だったようですが、もう真っ暗で写真も撮らずにすぐ出てしまいました(残念)。宿のほうは「ひらたメイプルホテル」という5000円程のビジネスホテルにしました。全体的に寒かったのですが電熱がいい仕事をしてくれましたね。
楽しみは続く 「味処おかや」(島根)
予約していた | 鱈白子のあんかけ |
今回も地元のお店で何か食べようと調べていて「おかや」と言うお店が美味しいと評判だったので予約していたんです。コース料理を頼んでみました。予算でくんで貰えます。この時は確か5000円だったか7000円だったか。めっちゃ美味しかったので島根にきたら是非ココに!
オススメの観光地を教えてくれたりと話しかけてくれましたし、美味しかったし楽しかったです。ビールも日本酒も飲んじゃったので少し回ってきましたよ(お酒弱い)。もちろん料理は単品で頼めますよん。
翌日はまた6時に出発です。
この日は日本海側ではなく山に向かって南下します。あまり無理はしないように走り、最悪は反転するという計画です。
山側にはいると、南下を続けると雪が見え始めました。この辺りの気温はマイナスには届いてはないですが0度から1度と相当寒くなってきました。
3-4度辺りだとそこまで寒くないのですが1度までくると体感でかなり厳しくなってきます。また凍結している所がチラホラ出てきそうで怖いです。
道の駅 おろちループへと進む道
この辺りまで来ると道路にも雪がのってきました。
道の駅 奥出雲おろちループ(島根)
辿り着いたおろちループ!なかなかのスリルでした。もちろん閉まっていましたが・・。暖かいココアを飲みながら休憩し散策です。もうこの辺りは真冬ですね。道路以外は真っ白でした~。綺麗です。
帰りもココ降りないと
いけなかった><
大山近辺(鳥取)
島根の山間や鳥取奥大山の南側はとても走りやすい道が続いています。この辺りの山は比較的おとなしめと言うか、四国みたく暴力的では無く、道も広く交通量も少ない(冬だったからかも)。信号もほぼ無く快適過ぎます。
蒜山をバックに
道の駅 奥津温泉(岡山)
体も冷えていたのでラーメンを頼みました。
電熱ベストでそこそこ暖かいのですが、今日は雨もチラホラふっていますのでどうしても体温を持って行かれがちでした。
ここのお店は暖房がちょっと変わってて薪ストーブかな・・これが遠赤外線みたいなの出しててすっごい温くて最高だった。
暖かい場所で暖かい味噌ラーメン。極上です。
ココからはドンドン南下し中国道に出て、時間をみて行けそうな道の駅を周り帰ろうと思います。
道の駅 久米の里(岡山)
よった道の駅にZガンダムいてビックリした・・そしてここで食べた津山ホルモンうどん美味しかった~~
帰りの高速SAで
実は帰り暗くなってからは結構な雨が降ってきました。眼鏡は曇る、シールドには雨粒ビッシリ、対向車のライトで一寸先も見えない状態で死ぬんじゃないかと思いました。
眼鏡はコンビニのトイレにある青い洗剤を塗って軽くトイレットペーパで拭くと曇りが止まりました。しかしシールドの雨粒と対向車ライトが眩しすぎて何も見えないのが続きます。
何処かに車用品店は無いのか探し、辿り着くも店自体が潰れてて・・泣きそうに。高速も何も見えませんw 速度が遅いので後ろから煽られます!足下すぐを見て白線を頼りに進みます・・
ようやく寄れたSAでガラコ売ってて、必至でオートバック探して回り道してたの何だったんだ!と思いながらも、ガラコを塗った瞬間、ライトの乱反射が無くなり遠方まで見えるじゃないですか。神かよ。
そしてこの寒い中でようやく見つけたライダー
やはりGSだった
後日、お土産を食す!!
あっさり!ネギを入れてよりいっそう美味しく食べられました。 | アゴだしラーメンのほうも美味しい!つくねも投入! |
感想
島根や鳥取の道はとても走りやすいですね、見たいところ行きたいところも沢山出てきましたし、道の駅巡りはその都道府県を知る切っ掛けのようでとても面白いです。大阪は冬シーズン通して雪が降って積もるなんて事は1.2回ほどしか無く、それも一瞬でとけてしまうので、雪恐怖症みたいなものがありましたが、今回はモロに食らってしまいました。でもたのしー。次はどこへいこうかな!
ガラコと曇り止め
常備しておくと良いよ
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